日本開催のZOZOチャンピオンシップで
最終18番でイーグルショットを沈め
マスターズ以来となる米ツアー通算7勝目を飾り
興奮さめやらぬ中ではありますが
松山プロの「彼方への挑戦」を読みました。
あまり多くを語ることがないプロ
スター性というよりは、実績ですべてを語る
そんな彼に興味があり手に取ってみました。
内容としては
学生時代、石川遼という天才を前にした大きな壁
進藤キャディとの別れ、そして後輩の早藤キャディとの二人三脚
ブッチハーモンやクォンなどの一流コーチにはアドバイスできなかった
スイングの欠点について指摘した目澤秀憲コーチ
そこからはじまる理想のスイングとの葛藤
出会いと別れの中で、今までにないメンタリティとスイングを手にし
いざマスターズへ・・・
メンタルやフィジカルの大きな浮き沈みの中で、PGAで日本人1人戦い続けてきた記録
プロフェッショナルに相応しい背中がそこにありました。
彼の言葉の一説だけ紹介すると
うまくいかないから、うまくいったときが楽しい。
うまくいかないから、うまくいったときを想像する。
なぜ、うまくいかないかを考え、それを突きつめるのが楽しい。
「人生と同じ」などと偉そうなことは言えないけれど、ゴルフは「うまくいかないを楽しむ」スポーツだ
。少なくとも僕は、その楽しさと等身大で向き合っている。