いわずと知れた400mハードル日本記録保持者で
有名なハードラーである
「為末 大」さん
彼のホームページに
「THNK(私のパフォーマンス理論)」というコンテンツがあります。
競技人生の中で
どのようにパフォーマンスを発揮するかについて
彼独自の試行錯誤がまとめられているのですが
「vol12 体幹について」が興味深い内容でした。
まず、なぜ体幹が重要なのかについて・・・
体幹がなぜ重要なのか。それは股関節周辺に最も大きな筋肉が集まっていて、力を生み出す源であり、また上半身と下半身を接続する部分だからだと考えていた。
では、体幹を使えるとどうなるのか?
体幹に力が入るようになれば何が起きるか。まず肩の力が抜け柔らかくなる。肩や身体の末端部に力が入るのは、中心部でコントロールしきれていないものを調整するために負荷がかかっているからだ。中心でコントロールしきれれば末端は弛緩できる。熟達者になれば入れるべきところに入れた後は、全身遊んでいる。
これはゴルフの「力み」の1つの原因だと思うのです。
特に最近考えている支点を考えると体幹に力が必要になるのを実感しています。
上級者は
スイングに「力感」がない
常に「中心」を探しながら、鍛えながら「末端」を遊ばせる
一生かかりそうな問題です(笑)